今日はMCにてフットサル・・・。
今回は経験者もほどほどに混じっていて面白かった・・・。
前回がひどすぎただけかも・・・。
もっぱら賭けゴルフの話ばっかり聞かされたのにはウンザリしたけどね・・・(^_^;)。
さすがの連荘で、脚に結構疲労きてますが、日曜もサルで、また2週間はお休みなんで、きっちり走ってきます。
この2週間は、まじで筋力アップをちゃんとやっておきたいと思ってます。イロイロあるのでね・・・。
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あちゃ、タミフルさんはすっかり国民の敵ですか・・・。
その隙間に付け込んで、漢方屋さんがあやすぃ情報で暗躍してるのでご用心・・・。それにマンマとはめられる、漢方知識ゼロの医者も多いのでご用心です・・・。
私は漢方医ですから、風邪やインフルエンザに漢方はほぼ100%処方します。お隣が小児科ですし、子供に関しては、基本的に中学以上、漢方が飲める子供さんだけ診ます。
タミフルさんのおさらい・・・基本的にタミフルさんはウィルスを殺しません。今、体の中に入ってしまった、インフルエンザウィルスを、今以上に増やさない・・・というお薬です。当然ですが、体の中のウィルス量が少ない方がやっつけやすい。ただ、改めて確認しますが、今いるウィルス自体には、タミフルさんは攻撃をかける事は出来ません。だから、少しでもウィルスが少ない時に飲む事に意味がある・・・大体発症から最低48時間以内に飲まないと効かないと言われていますが実際は発症から1分でも早く飲む事に意義がある・・・。
今いるウィルスを退治する事が出来るのは・・・
「患者さん自身の持つ免疫力」のみ
です。
そこで体自身が起こす、免疫を上げる為の防御反応・・・これが・・・
「発熱」
なんです。よく我々医者は、癌やウィルスを殺すために「免疫を上げる」治療をする事がありますが、この時の副作用というか、副反応で多いのが、この発熱です。発熱は患者さん本人にとってのさんこつ(宮崎弁)=きつい事なので、よく「敵」扱いされますが、実は・・・本当は・・・味方だったりします。よって、解熱剤の使用は、ご本人の「楽になりたい」という「欲望」を数時間満たしてくれるでしょうが、同時に免疫力を低下させ、ウィルスの生き残りやすい環境を作りますから、ウィルス量は減らない、いやむしろ増やす結果となり・・・薬が切れれば更に熱は上がり、病気自体重症化していきます・・・。
「咳」も同じですね。「咳」する意味は、「痰」を出すということです。「痰」には肺や気管支に溜まった、ウィルスをはじめとする、きったない物が一杯含まれていて、ずっと肺の中にあったら、肺炎を起こしちゃいますから、どんげかして、外に出さないといけません。気管はウィルスに冒され、炎症で浮腫んで狭くなってますから、勢いつけないと「痰」は外に出ない・・・だから、「ゴホン」と勢いをつけて痰を出す・・・これを「咳」という訳です。
よって、迂闊に「咳止め」なんて使っちゃうと・・・「痰」が出せずに、かえって「肺炎」を引き起こしやすくなる事もある事を知っておく必要もあります。
さて、タミフルさんが使いにくくなった今、「その替わりに漢方」特に麻黄湯を売り込んでくる、あやすぃ漢方MRがいるので要注意です。
漢方は風邪やインフルエンザ感染治療の主役です。その意味は・・・
「患者さん自身の持つ免疫力を上手くコントロールし、ウィルスを征圧する」
ことに尽きます。ただし、漢方はオーダーメイドです。患者さん一人一人の体力、体質、バックグラウンドに合わせて使わないと、逆に最悪、病状を悪化させる可能性もあります。だから、患者さんが多くても、ある程度は時間をかけて診療してくださるお医者のとこで使う分にはいいかもしれませんが、流れ作業のように「はい、次、はい、次」で2,3分で診察が終わってしまうとこで使われると超危険だとも言えるでしょう。
あやすぃ人達の売り込む「麻黄湯」とて、ダメと言ってるんではなく、効くべき患者さんに効くように使ってあげれば最高にグッドな結果が出ると思います。
「麻黄湯」は相当免疫力が豊富な患者さんにしか使えません。元々胃腸が弱い子、神経質でかぼそい子、アトピー、喘息、鼻炎など免疫バランスの元々悪い子には使えません。そして使う条件に「発汗していない」というものがあります。発熱、関節痛があっても、まだ汗が出ていない・・・。よって、一度でも解熱剤などの使用で発汗させてしまった子にも使えません。
そして重要なのは・・・「麻黄湯」は一発勝負だ・・・ということです。
「麻黄湯」は今、患者さんの持つ免疫力を最大限一気に燃やして、短期でウィルスを殲滅する・・・為の方剤です。よって、だらだら数日使う物ではないんです。本来、例えば私が身内に使うなら、3時間から4時間おきに服用させます。麻黄にはエフェドリンが入ってますから、心臓の弱い人もタブーです。おそらく、熱はガンガン上がります。体の中の熱は免疫力をどんどん燃やしてウィルスと闘い続けます。そしてほぼ勝利宣言となった時、おそらくは自然な解熱とともに、その為の発汗が起こるはずです。中の熱が外に抜ける瞬間ですね。そしてその時点で、「麻黄湯」の役割は終わり、あとは失った免疫力を補充するための、消化の良い、あったかい食事と、闘った後の体力回復の為の睡眠、休養、更に免疫機能、消化機能をサポートする為の漢方(そんなのも漢方にはあるんです)・・・。
よって「麻黄湯」を使うのは、ほぼ1日が限度・・・。必ず翌日、使った患者さんの再診、最低でも電話等で状況を聞かせてもらう必要があるんです。
「麻黄湯」を3日処方する医者がいたら・・・相当アブナイかもです・・・。そんな使い方はアリエナイですから・・・。
体質的に弱い子なら、「麻黄湯」のように一発カウンターパンチ狙いではなく、多少時間かかっても、ジャブ&ジャブ、免疫を損ねないように、小出しにパンチを繰り出してウィルスを弱らせてやっつける漢方もあります。私自身は大人でも、この方法を取る事が多いですね。漢方飲んで貰いつつ、休養&暖かい食べ物で行く・・・安全策でもあります。
さて、じゃ、今、うちの小僧、10代ですが、インフルエンザになったとします、じゃ私自身、彼にタミフル君を飲ませますかと質問されたら・・・
「100%、飲ませます」
とお答えします。うちの結構でかいっすよ。暴れ出したら押さえつけるのも大変です・・・。だから、ベッドでなく布団にし、うちはマンションですから、尚更鍵を厳重にかけ、部屋の中央部に寝かせ・・・。
なぜタミフル君を飲ませるかというと、やはりウィルスを増やさない=重症化しないというメリットは大きいし、漢方を併用するにしろ、やはりウィルスが少ない方が早く、かつ大量の免疫を使わず、節約しつつ、ダメージを最小限に抑えつつ治す事が出来るからです。
もちろん、これはうちのケースに限ってであって、うちに来られる患者さんに関しては、厚生省の通達通りに、患者さんやご家族と十分話した上で、決める事になるでしょうね。
インフルエンザ治療に、タミフル君と漢方は「車の両輪」です。片方の車輪がない状況で、この前の胴体着陸の飛行機のように、見事に着陸させるには、機長=医者の力量が問われます。
しかし、ここで「鶏インフルエンザ」が流行したらどうなるんでしょうか。対策として備蓄されているのはほとんどがタミフル君です。ワクチン接種もしていない、流行した事がないので誰も対応する免疫を持たない・・・タミフル君しか・・・いないんですが・・・。
一日も早く、実際どういう機序で、どういう症状が出るのか、どういう患者に多く出るのかなど、発生する機序をはっきりしてもらいたいですね。それで対処法も生まれると思うし・・・。