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2006年06月14日

ダイエットには何がいいのでしょうか

 ダイエットの極意は簡単、入りを減らして出を多くする、これだけです。どんなサプリメントを使おうが、入りがオーバーであれば、ダイエットは不可能です。最近、美容整形領域では皮下脂肪を溶かす、吸引するという方法はありますが、これはあくまで見場の良さを目的とするもの、最近厚生省が真剣に対策を取る姿勢を見せている「メタボリック症候群」を予防するには、皮下脂肪でなく、”内臓脂肪”を減らさなければいけません。
 中年以降の方、またある遺伝子を持つ為に肥満になりやすい方は、食事量を抑え、運動をしても思った程、体重が減らない事がままあります。この原因の一つが、燃焼効率の悪化です。
 車を考えてみてください。車はガソリンを燃料とし、エンジンが回転し、動く事が出来ます。エンジンの回転効率がいい程、車は長い距離をスムースに移動します。同時にガソリンも有効に使われ、また新たなガソリンの補給をしていく事が必要になります。しかし、エンジンが回らなくなってきたらどうでしょう。車の動きが悪くなるとともにガソリンがタンクにだぶついてきます。油は非常に酸化しやすいですから、だぶついて酸化して劣化した油は更にエンジンの燃焼効率を低下させます。
 これは人間の体も同じです。歳をとる毎に、人間を動かすエンジンの機能は低下していきます。その機能低下の原因となるのが、エンジンオイルの枯渇です。先ほど、コエンザイムQ10の所にも書きましたように、栄養分が吸収され、ミトコンドリアというエンジンでエネルギーに変換し、そのエネルギーで我々は動いている訳ですが、そのミトコンドリアでのエネルギー変換を円滑に行う為の補酵素である、コエンザイムQ10、アルファリポ酸、L†カルニチンなどは年齢と共に徐々に減っていきます。これが一般に中年太りという物の原因の一つになっています。
 よって、摂った栄養をきちんとエネルギーに替え、栄養がだぶつかないようにする為に、エンジンオイルをきちんと補充していく事はダイエットには非常に重要です。当院では基本として内服でコエンザイムQ10、アルファリポ酸、L†カルニチンを摂取していただき、更にプラセンタと共にアルファリポ酸の注射を行うという方法も行っています。
 ダイエット効果と共に、エネルギーが増える分、活動的となり、それが更にエネルギー消費を増やすという、良い循環になると、特に内臓脂肪をコントロールする事が可能になると思われます。こういう意味で、これらのサプリメントにはダイエット&抗疲労(元気になる)効果もあるということですね。(つづく)

2006年04月20日

マックおよびKFCのトランス脂肪についての面白い話

トランス脂肪=植物性ショートニング、一部のマーガリン、および部分水素添加油脂を材料または揚げ油として使用した多くの加工食品などの、食物中に含まれている脂肪で、FDA(アメリカ食品安全局)によると、飽和脂肪および食事性コレステロールのように、心疾患のリスクを増大させるLDL(「悪玉」)コレステロールを増やすと言われており、その摂取量を減らすことが推奨されています。

最近、あるメールにこの記事があったのですが、マクドナルド、KFCのチキンナゲット、またフライドポテトに含まれるトランス脂肪の量が国によって(店によって)大分異なる事がわかったそうです。デンマークのStender博士が、デンマークおよび諸外国の43の地域にあるマクドナルドまたはKFCの店舗で、Lサイズのフライドポテト(171g)とチキンナゲット(160g)を注文、食物の総脂肪およびトランス脂肪の含量を分析したところ、ニューヨークシティにあるマクドナルドとKFCの店で買ったチキンナゲットとフライドポテトには、フランス、ロンドン、またはロシアにある店で買ったものよりも、多くのトランス脂肪が含まれている可能性があるということでした。

各国の国民の味付けなどの好みに合わせて作っている為、油の量、他塩分量なども場合によっては国ごとに違うのかもしれませんね。マクドナルド社はもちろんこのトランス脂肪の問題については考慮しており、脂肪量を減らし、味は落とさない為の工夫を研究中とのこと。

日本における油と塩分の問題はどうなのでしょうね。誰か研究してくれると面白いと思うのですが・・・。

2006年04月18日

遺伝子と肥満

ジーンズが体にフィットするかどうかは遺伝子(ジーンズ)次第かもしれない。

上記、上手い言葉ですが、もちろん私の考えた言葉ではありません。
遺伝子=英語でジーン、ジーパンのジーンズと上手くかけてありますね。
最近、新聞紙上などでも、肥満に関する遺伝子が次々と見つかっているという記事が書かれています。こういう遺伝子を発見する事は重要で、その人が遺伝的に肥満になりやすいかどうか、前もって知ることが出来ます。ただ、問題はその先です。

肥満は遺伝因子以外に、環境因子が非常に重要です。遺伝的に肥満になりやすい人でも、環境因子つまり生活習慣や、またサプリメントの適正な使用などで十分コントロールが可能です。「私は肥満になりやすい遺伝を持っている」と悲観的になり、逆に開き直って楽観的になり、生活習慣にも気を遣わない生活を送って肥満になり、動脈硬化やガンを引き起こし、不健康な人生を送る、これは本人の問題でもありますが、その人の勝手な考えによる病気を我々の医療保険がカバーする事を考えれば、本人だけでなく、国民全体にも大迷惑をかけている事になります。ある意味、たばこを吸う人と同じくらい迷惑になるとも言えます。

遺伝を知るという事は、自分の基本データを知るということ。しかし、あくまで基本データであって、それを克服し、結果としての自分が非常に良好な状態を維持する事は可能であると私は思います。現在、遺伝子検査は一般的でない為、非常に高額な検査であり、また遺伝子情報は非常に重要な個人情報である為、その管理方法なども確立していない為、一般的な検査ではありませんが、そう遠くない時期に、肥満になりやすい、動脈硬化を起こしやすい、ガンになりやすい、老化が早く来やすいなど種々の遺伝子検査を若年時に行い、それに若い頃からきちんと対処する事で、ずっと健康を維持していくという医療も現実の物になると思います。

今は非常に難しいですが。しかし、その分、自分の肉親、親戚の状況などを見ながら、ある程度の遺伝情報を把握し、対処する事は重要でしょう。肥満はタバコ同様、何もいい事はありません。遺伝因子を乗り越えて、いいコンディションを保って健康に楽しく生きていけるといいなと思います。

2006年04月01日

味とダイエット

過食による肥満の方は、味覚試験をすると味覚障害(麻痺)があることが多いという論文があります。
自分的には味が分かっていると思いつつ、本来、人間というのは味覚的にも満足感を覚えれば、それ以上は欲しがらない、食べないというのが普通です。
肥満の方は、満腹中枢の麻痺と味覚障害を持っているので、甘い物を食べてもその繊細な味わいまでもが分からず、もっと食べないとという思いを抱き、更に満腹にならないので更に食べる=悪の連鎖にはまっている場合が多いのです。よって、私は美食家と言われる方々でも、その食べ方、また摂取量を見て、実はあまり味がわかっておられない方なんだなぁと思うこともしばしばあります。

逆も真なり。ダイエットの上手くいっておられる方は、逆に味に対する鋭敏さを取り戻し、おいしい物を本当においしいと感じる、その感覚が戻ってくる事はよく経験されることです。おいしい物を本当においしいと思って食べる喜びが、逆に少量でも満足、満腹につながり、それがダイエットにいい効果を与えるという、理想的な連鎖を起こす事はこれまたよく知られた事実です。

おいしい物を食べていても、それを口先だけでなく、真に心からおいしいと感じていない事はある意味不幸です。料理、酒を名前で飲み食いしている人は、大体が左脳優位、つまり動物の本能の中枢のある右脳を、考える脳である左脳が押さえ込んでしまっている為に、五感が鈍くなり、この料理はおいしいはず、この酒は高名で高いからおいしいはずとなってしまいます。

右脳を解放し、物の味が本当に分かるようになる為にも、食事量を調整し、のんびりじっくり食事する、酒を飲むことは重要だと思います。ダイエットの極意です。

2005年11月26日

冬は痩せないよ

人間も動物なんで、季節に合わせて体を変えるのは一緒・・・。
今でこそ、冬でも腹一杯何でも食べられるけど、ほんの少し前まで、いや世界でも一部の国々では今でも、冬は穀物などの食料が取れず、食糧事情が悪くなる・・・これが普通だったんです。

だから、人間=動物も、実った収穫物を秋に一杯食べて、しっかり皮下脂肪に貯蓄し、食料の少なくなる冬を乗り切る・・・。そして冬は日照量の低下とともに、活動量も減るし、その分、基礎代謝自体を季節に合わせて落としていく。

だから、冬場の運動は、皮下脂肪などを落とすには、基礎代謝の高まる春~夏より、不利かもしれませんね。

それだけにこまめに運動をすること、食べ物の量をちょい減らし目にすることは大事かも・・・。

でもね~、この時期、忘年会やらお正月やらで、おご馳走が並ぶ時期なんだよね~。
NPもちょい辛いかも・・・。

サプリ的には基礎代謝を上げる物がいいと思いますよ。カプサイシン(赤トンガラシ)なんかもいいよね。胃腸を壊さない程度にね。

この時期は体重減少より、体重を増やさない事を考えていきましょう。基礎代謝の上がる春以降に一気にダッシュかけましょう!!!